2025/12/21
先日、日銀が金利を引き上げました。これで物価上昇が弱まればと思っていましたが、それでも日米金利差は3パーセント、同日には弱いドルに対してさらに円は弱くなりました。金利が少しでも低く、円の価値が少しでもある今、家を建てようとされている方が多いのも良くわかります。
11月消費者物価指数が3パーセントで食料品は7パーセント。生活費のやり繰りも怪しくなってきました。肝心の住宅建築費ですが、前年同月比で資材が約4パーセント、これに労務費上昇を同率で加算すると約5パーセントの建築費増加となります。


今年は金・銀・アルミ・ガラス・セメントが実需と円安で高騰していますので、来年は非鉄金属・金属製品の値上げが既に各メーカーより発表されております。電設資材・照明・電気機器メーカーは早速1月から、アルミサッシ・住宅設備機器の各メーカーは4月からの予定です。
来年から長男が中学生になります。支出を抑えて現金比率を高めるほど、円の価値がなくなっていく現状にうんざりします。なにより物価上昇率の目標は2パーセントのはずです。日銀さん、頑張ってください!