私たちは本能的に、「木の手触りが気持ちよい」「木の香りで深呼吸したくなる」「木の家が落ち着く」という感覚を持っていると思います。山で育ってきた木は、木材に形を変えても呼吸をし続けます。この調質効果や香りが、私たちを優しく包み込んでくれます。
木は生きた素材で、呼吸や調質をする代わりに伸びたり縮んだり変化します。
木の家に住むには、木の優しさの恩恵を受けるかわりに、自然素材の特徴を理解して優しく大らかに付き合う気持ちが大切です。住まい手と家が共に育っていく、まさに家族と接するような気持ちが大切だと思うのです。木に気を遣い過ぎる必要はありませんが、大切に愛情を持ってお手入れすることで、より一層愛着が増していきます。
これから何十年と生活を共にする「家族」と末永く健やかにお過ごし頂けるよう、福富建設は「家守り」というかたちでサポートし続けていきます。