見えないところまでこだわった自然素材
国産無垢の桧、松、杉にこだわり、見えないところも集成材や合板は使用しません。
国産無垢の木、塗壁、断熱材など、調質効果のある自然素材を使用しているので、一年中心地よく暮らせます。
国産無垢の桧、松、杉にこだわり、見えないところも集成材や合板は使用しません。
国産無垢の木、塗壁、断熱材など、調質効果のある自然素材を使用しているので、一年中心地よく暮らせます。
【使用部位】土台、柱、筋違
桧材は、シロアリに強く、圧縮強度が優れているため土台や柱材に用います。また、岡山で育った木はこの地域の気候(温度・湿度)に最も相性が良く、建物の骨格として最適の強度・耐久性をもつ材料です。
【使用部位】梁、胴差し、棟木、母屋、屋根垂木
昔から松の木は日本の気候風土に適した強度(特有の粘り強さ)と耐久性をあわせ持ち、日本の伝統建築(神社・仏閣)に欠かせない材料として、長きにわたり多くの伝統建築を支えてきました。また、じっくりと手間暇かけて天然乾燥させた松は、大変強い構造材となり、松特有の色つやも保たれ、年月とともに味わい深く変化する姿(経年変化)を楽しめます。
【使用部位】床、内装
樹齢60年以上の天然乾燥の津江杉です。厚み30mm(合板フローリングの倍の厚み)を使用しています。杉は空気の層を多く含んでいるため足腰に優しく、温かみがあります。防虫・調湿効果が高く、納戸や押し入れにも使用しています。蜜蝋を塗ってお渡しします。
日本の三大瓦である、三州(愛知県西部)、淡路(兵庫県淡路島)、石州(島根県西部)。福富建設では、瀬戸内の気候に適した淡路瓦をおすすめしております。淡路瓦は「なめ土」と呼ばれる粘土瓦に適した土が特徴で、粒子が細かく美しい仕上がりになります。
煙でいぶしているため水はじきが良く(防水性)、酸性雨により瓦表面の退色や変色をしません(耐薬品性)。また、気温変化や砂塵によるひび割れや変形に強く(耐熱性・耐摩耗性)、熱伝導率も他の屋根材と比べて低い(断熱性)ことが特徴です。1000℃前後で長時間かけて焼成されるので、完全な不燃材(耐火性)です。
夏涼しく、冬暖かい、次世代断熱(次世代省エネルギー基準適合)の『デコスドライ工法 セルロースファイバー』を採用しています。デコスドライ工法は、隙間のない断熱を実現することにより家の中を調湿、冷暖房費を節約し、騒音や結露を抑え快適な住空間を作り出します。また、セルロースファイバーは、古紙を再利用しているため、木質繊維の特徴である吸放湿性に優れ、木造建築、自然素材の家に最適な素材です。
岡山市内から車で北に向かい1時間程走った山麓に、私たちが長年おつきあい願っている製材所「山渋木材」さんがあります。全国的にも珍しい、天然乾燥の地松を扱っています。
松は「ねじれ」と「割れ」があるので、一度組んだら動かず、強固な家がつくれるのです。乾燥も非常に難しく、当社の後藤社長も、実際に見せてもらうまでは、地松を天然乾燥させているというのが信じられなかったと言います。
「山渋木材」の社長・山渋数則さんは、いつも私たちの棟上げや完成見学会に足を運び、木がどのような使われ方をしているのか自分の目で見て確かめ、大工たちと意見交換をされます。
このような名人気質の職人さんに、福富建設は支えられています。