施工事例 悠久の時を刻む家 (瀬戸内市) STORY 永い時間の重みをもった旧宅の趣を継承し、 お客様の住まいに対する思いを形にすべく取り組んでまいりました。 床の間や縁側に使われていたケヤキの材は、 大工の手によって玄関へ。 大きな鬼瓦は、淡路の職人によって焼き直され、 再び屋根からご家族を見守っています。 担当棟梁:城谷 久吉 敷地面積:522.82㎡(158.15坪) 延床面積:141.85m²(42.90坪) 主な外部仕上げ: 屋根=淡路和瓦 軒裏=化粧垂木表し、化粧野地板表し 外壁=そとん壁 主な内部仕上げ: 天井=フェザーフィール ローラー仕上げ 壁=フェザーフィール ローラー仕上げ 床=ナラ 旧家の趣を残し玄関土間を広く取った 下駄箱や上り框には旧家の縁側に使われていた古材のケヤキを再利用 室内と庭がひと続きのような、自然を身近に感じる空間 数百年の時を経て風合いを増した屋久杉の門 南側に深く軒を出すことで 夏は陽射しを遮り、冬は室内にぬくもりが届けられる 江戸期から残る土塀を、熟練の左官職人が見事に復元した ヒノキの格子戸から注がれる光とその影は、昼と夜でがらりと表情を変える 施工事例一覧に戻る